正社員として働くエンジニアならば、自分で仕事を獲得する必要はありません。営業が仕事を獲ってきて、契約が完了してからも、クライアントとエンジニアとの間に営業がパイプ役として入ってくれます。
独立後のフリーランスが案件獲得で苦労する理由の一つは、良質な人脈を獲得するのが難しいためです。たとえば、メガベンチャーの正社員として働くWebエンジニアならば、普段の仕事や、社内ランチ、もしくは飲み会、サークル活動などに積極的に参加することでその企業内の優秀な人たちと人脈を築くことができ、それが案件獲得につながることが多々あります。フリーランスはそのような機会がなく、人脈による案件獲得が難しくなります。そのため、現在IT企業で正社員として働くエンジニアならば、独立前に人脈を作りましょう。優良な人脈はチート資産になります。
人脈がない、あるいは少ないフリーランスは、独立後はクラウドソーシングやフリーランスエージェントなどのサービスを通じて仕事を獲得することができます。時間が節約でき、営業スキルがなくても仕事を獲得できます。スキルシェアサービスを活用することもできます。自分のスキルを商品として販売し、売り上げを上げることができます。ただし、実績がないとなかなか仕事を獲得できないので、仕事を獲得するには時間がかかるかもしれません。自分のポートフォリオや実績を作り、制作会社に営業することもできます。成功率は低いですが、数多く営業をかければ案件を獲得できる可能性があります。